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大安じゃなきゃダメ、じゃない

結婚式の日取りで大安・仏滅を気にする人は、ほぼ半分

最終更新 2026.07.26·約9分·出典7件民間7

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さきに、要点だけ

  • 挙式で暦(六曜)を重視した人は首都圏49.0%、重視しなかった人は44.8%。ほぼ半々で、どちらも十分に一般的な考え方
  • 六曜を重視しなかった人の実際の挙式日を見ても、仏滅が22.8%と最多。気にしない人にとって仏滅は珍しくない選択肢
  • 日取りが確定するのは挙式の平均8.3ヵ月前。実施月は11月14.1%が最多、1月は3.0%。曜日は土曜50.1%・日曜29.3%

「大安じゃないと、親に何か言われるかもしれない」。日取りを決めるとき、そんな心配がよぎったことはありませんか。カレンダーに書かれた「仏滅」の二文字を見て、その日を避けるべきかどうか、ふたりで悩んだ経験がある人も多いと思います。

実際に調べてみると、六曜を「重視した」人と「重視しなかった」人は、ほぼ半々です。このページでは前半で暦の実態を、後半で「いつ決まるのか」「何月・何曜日が多いのか」という日取りそのものの実数を、特定の式場へ誘導して稼がない Harebiyori が正直にまとめます。

POINT

六曜を気にする人と気にしない人は、ほぼ半々です。 首都圏で「重視した・計」が49.0%、「重視しなかった・計」が44.8%[1]。六曜を気にしなかった人の挙式日でも、仏滅がもっとも多い22.8%でした[3]。

どちらが多数派・少数派というより、拮抗したふたつの考え方が同時に存在しています。「気にしないと非常識」ということも、「気にすると古い」ということもありません。

日取りそのものの実数も添えておきます。決まるのは挙式の平均8.3ヵ月前[4]、いちばん多い月は11月の14.1%[5]、曜日は土曜50.1%・日曜29.3%[6]。「ふつう」の輪郭が見えると、そこから外れる選択もしやすくなります。

目次

  1. 01重視する人・しない人は、ほぼ半々
  2. 02実際の挙式日は、大安が多いけれど
  3. 03六曜は、法律でも宗教上の決まりでもない
  4. 04会場が「気にしなくていい」と言い切りにくい理由
  5. 05日取りが決まるのは、挙式の平均8.3ヵ月前
  6. 06多いのは11月と10月、そして5月
  7. 07土曜が半分。それでも平日を選ぶ人はいる
  8. 08両家と日取りを決める、順番

重視する人・しない人は、ほぼ半々

挙式にあたって暦(六曜)をどれくらい重視したか、という調査があります。首都圏では「重視した」「やや重視した」を合わせて49.0%、「あまり重視しなかった」「重視しなかった」を合わせて44.8%[1]。全国推計でも52.1%対40.5%と、同じような傾向です。

つまり、六曜を大切にする考え方も、気にしない考え方も、どちらも同じくらいの人数派で、特別なことではありません。どちらかが「正しい」「非常識」ということではなく、実際にはほぼ拮抗しているのです。

挙式で暦(六曜)を重視したか(首都圏2024)
重視した・計
49.0%
重視しなかった・計
44.8%

「重視した」+「やや重視した」の合計 vs「あまり重視しなかった」+「重視しなかった」の合計(挙式実施者・単一回答)。ほぼ拮抗している。[1]

実際の挙式日は、大安が多いけれど

では実際に選ばれている挙式日はどうなっているか。首都圏では大安が30.6%で最多、次いで友引11.7%、仏滅11.2%と続きます[2]。大安がいちばん多いのは事実ですが、裏を返せば7割近い挙式は大安以外の日に行われている、とも言えます。

さらに興味深いのは、六曜を「重視しなかった」人たちの実際の挙式日です。この層では仏滅が22.8%ともっとも多く選ばれています[3]。気にしない人にとって、仏滅は特別に避けるべき日ではなく、ごく普通に選ばれる候補のひとつなのです。

六曜を「重視しなかった」人の、実際の挙式日(首都圏2024)
仏滅
22.8%
赤口
11.1%
先勝
10.7%
大安
8.3%
友引
8.3%
先負
6.1%

六曜を「重視しなかった・計」と回答した人の、実際の挙式日の内訳(上位6項目)。仏滅が最多で、大安はむしろ下位にとどまる。[3]

六曜は、法律でも宗教上の決まりでもない

そもそも六曜(大安・友引・先勝・先負・仏滅・赤口)は、暦の上の考え方のひとつで、法律上のルールでも、特定の宗教の教義でもありません。気にするかどうかは、地域や家庭、世代によって差があります。

一方で、実際に挙式を経験した人たちの声を見ると、六曜を「重視した」人のうち大安を選んだ人は53.8%[3]。重視する人にとっては、大安に寄せる動きが実際にあります。つまり「気にする人は大安に寄る」「気にしない人は仏滅も含めて幅広く選ぶ」という、ふたつの実態が同時に存在しているということです。

会場が「気にしなくていい」と言い切りにくい理由

ここでひとつ、正直に触れておきたいことがあります。多くの結婚式場にとって、大安・友引や土日祝は予約が集中しやすい日程です。逆に仏滅や平日は空きやすく、割引プランが用意されていることも珍しくありません。

つまり式場側には、「六曜は気にしなくていい」と伝えることで、空いている日程を選んでもらいたいという実利があります。だからこそ、その言葉をそのまま伝えると「値引きのための営業トーク」に聞こえてしまい、かえって言い切りにくい。一方で、六曜を大切にする親世代への配慮から、大安を強く勧める空気も同時に存在します。板挟みになって、どっちつかずの説明になりやすいテーマです。

私たちは特定の式場へ誘導して稼いでいないので、どちらの日程を選んでも利害がありません。だから、実際のデータをそのまま見せられます。

日取りが決まるのは、挙式の平均8.3ヵ月前

「いつまでに決めればいいのか」は、六曜と同じくらいよく聞かれる不安です。調査では、挙式・披露宴の実施を考えはじめたのが平均10.1ヵ月前、実際に決まったのが平均8.3ヵ月前でした[4]。考えはじめてから決まるまでは、だいたい2ヵ月です。

ただし平均は「ふつう」ではありません。決定時期がもっとも多かったのは6ヵ月前で15.1%。1年以上前に決めた人が19.1%いる一方、3ヵ月前以内に決めた人も7.1%います[4]。早く決めた人が段取り上手というわけでも、遅い人が手遅れというわけでもありません。

日取りは、たいていの場合「会場を決めた日」に一緒に決まります。会場が出してくれた空き日程の中から選ぶ、という順番になるからです。だからこそ、六曜や季節の希望は、会場を見に行く前にふたりの中で順位をつけておくと迷いが減ります。

挙式・披露宴の日取りが決まった時期(全国推計・2024)
13ヵ月以上前
8.1%
12〜10ヵ月前
25.8%
9〜7ヵ月前
29.0%
6〜4ヵ月前
29.1%
3ヵ月前以内
7.1%

調査の「決定時期」(挙式の何ヵ月前か・数値回答)を3ヵ月ごとに合算。平均は8.3ヵ月前。残り0.9%は無回答。[4]

多いのは11月と10月、そして5月

実際に披露宴が行われた月を見ると、11月が14.1%でもっとも多く、10月11.9%、5月11.1%と続きます[5]。暑さと寒さのあいだにある月に、山がふたつできる形です。

いちばん少ないのは1月の3.0%。次いで8月と2月がそれぞれ5.9%です[5]。真夏・真冬と年末年始は、ゲストの移動や服装の負担が大きいぶん、選ばれにくくなります。

「11月」「土曜」「大安」と条件を重ねるほど、選べる日は少なくなります。逆に、あえて空いている月を選ぶと会場の選択肢が広がり、料金の設定が違うこともあります。どちらを取るかは、譲れない条件がどこにあるか次第です。

披露宴・ウエディングパーティーを実施した月(全国推計・2024)
1月
3.0%
2月
5.9%
3月
7.5%
4月
8.7%
5月
11.1%
6月
7.9%
7月
6.5%
8月
5.9%
9月
9.6%
10月
11.9%
11月
14.1%
12月
7.2%

2023年4月〜2024年3月に実施した人の月別内訳。残り0.7%は無回答。[5]

土曜が半分。それでも平日を選ぶ人はいる

挙式の曜日は、土曜が50.1%、日曜が29.3%[6]。土日で約8割を占めます。続いて祝日7.7%、月〜木6.2%、金曜5.0%です。

ただ、平日という選択肢は静かに広がっています。平日ウエディングを「知っていた」人は首都圏で78.4%。そのうち実際に平日で挙げた人は12.0%で、前年調査の7.6%から増えました[7]。

とくに人数の少ない式で選ばれています。同じ「知っていた人」のうち、招待客30人未満だった層では25.6%が平日に実施していました(首都圏・回答者78人)[7]。もとの人数が少ない数字なので幅を持って読む必要がありますが、ゲストが少ないほど全員の都合を合わせやすい、という傾向は読み取れます。

一方で平日は、遠方の人や仕事の都合がつきにくい人に負担がかかります。「安いから平日」ではなく、「この顔ぶれなら平日でも来てもらえるか」から考えると、決めたあとの迷いが少なくなります。

挙式を実施した曜日(全国推計・2024)
土曜
50.1%
日曜
29.3%
祝日
7.7%
月〜木
6.2%
金曜
5.0%

「祝日」は土曜・日曜と重なる祝日を除く。残り1.7%は「覚えていない」「無回答」。[6]

両家と日取りを決める、順番

日取りで気まずくなるとき、原因は日にちそのものより「決めたあとに相談したこと」であることが多いようです。会場を仮予約してから伝えると、六曜や季節の希望が出てきても、もう動かせません。

順番を少し変えるだけで、同じ話し合いがずいぶん穏やかになります。

日取りを決めるまでの順番
  1. 1

    ふたりの譲れない条件を、3つまでに絞る

    季節・曜日・記念日・予算。全部は通らない前提で、先に順位をつけておく。

  2. 2

    両家に「気にすることはある?」と聞く

    「大安がいい?」ではなく開いた形で。六曜のほか、避けたい月や法事、繁忙期が出てくることもある。

  3. 3

    候補日を3つ以上つくる

    1つだけ持っていくと交渉になる。複数あると相談になる。

  4. 4

    会場に、候補日の空きをまとめて確認する

    第一希望が取れないこともある前提で候補日を複数持っていくと、落胆が小さい。

  5. 5

    決まった日を、理由と一緒に伝える

    「この日にしました」だけでなく「こう考えて選びました」を添えると、納得してもらいやすい。

Harebiyori の考え

私たちは、大安にこだわることも、まったく気にしないことも、どちらも尊重します。六曜は暦の上の風習であって、守らなければならない決まりごとではありません。

大切なのは「一般的にどうか」ではなく、「誰の気持ちを大切にしたいか」です。両親や親族の中に六曜を重んじる人がいるなら、その気持ちに配慮して日取りを選ぶのは、優しさのひとつのかたち。逆に、誰も気にしていないなら、無理に大安にこだわらなくても、データの上でも十分に一般的な選択です。気にする理由も、気にしない理由も、どちらも「それでいい」。 決めるのは、暦ではなくふたりと、大切な人たちの気持ちです。

家族との話し合いを、しおりに残す

クレジットカード不要。日取りを選んだ理由を書き添えておくと、両家との共有がスムーズになります。

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よくある質問

仏滅に結婚式を挙げるのは非常識ですか?
データを見る限り、非常識とは言えません。六曜を重視しなかった人の中では、仏滅がもっとも多く選ばれた日でした[3]。気にする人・気にしない人がほぼ半々[1]という前提を踏まえると、仏滅の挙式も十分に一般的な選択のひとつです。
親が大安にこだわっています。どうすればいいですか?
六曜は法律上の決まりではありませんが、世代や家庭によって大切にする度合いが大きく異なります。親御さんにとって意味のある基準であれば、その気持ちを尊重して大安を選ぶのも、ひとつの優しさです。日取りの候補を複数提示しながら、なぜその日にしたいかを共有すると、話し合いがスムーズになります。
大安だと、式場の予約は取りにくいですか?
混みやすい条件は重なります。曜日では土曜が50.1%・日曜が29.3%と土日に集中し[6]、月では11月14.1%・10月11.9%・5月11.1%が上位です[5]。ここに大安が加わると、選べる日はさらに絞られます。日取りに強いこだわりがない場合は、条件をひとつ外すだけで会場の選択肢がぐっと増えます。
六曜以外に、日取りで気にする人が多いことはありますか?
実際の分布を見ると、六曜より季節と曜日のほうが強く効いています。実施月は11月が14.1%で最多、いちばん少ない1月は3.0%[5]。曜日は土日で約8割です[6]。このほか両家の都合、記念日、遠方ゲストの移動しやすさなどを優先する人もいます。六曜は、数ある判断材料のひとつです。
入籍日にも六曜は関係しますか?
婚姻届の受理そのものに六曜は関係ありません。入籍日の考え方については、別のガイド「入籍・婚姻届」で詳しく解説しています。
仏滅を避けたいけれど、大安は予約でいっぱいでした。妥協案はありますか?
大安以外にも「友引」「先勝」など六曜には複数の種類があります。仏滅だけを避けたい場合、選べる日はぐっと広がります。会場に希望を伝えて、候補日をいくつか出してもらうのがおすすめです。

出典

数字は公開された一次情報から。公的統計・法令の公的解説と、民間調査を区別しています。

  1. [1]ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏(リクルートブライダル総研)暦(六輝)の重視度民間調査2024
  2. [2]ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏(リクルートブライダル総研)挙式実施日の暦(六輝)民間調査2024
  3. [3]ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏(リクルートブライダル総研)暦の重視度別・挙式実施日の暦(六輝)民間調査2024
  4. [4]ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏(リクルートブライダル総研)挙式や披露宴・ウエディングパーティー実施の検討開始時期と決定時期【地域別】全国推計値民間調査2024
  5. [5]ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏(リクルートブライダル総研)披露宴・ウエディングパーティーを実施した月【地域別】全国推計値民間調査2024
  6. [6]ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏(リクルートブライダル総研)挙式の実施曜日【地域別】全国推計値民間調査2024
  7. [7]ゼクシィ結婚トレンド調査2024 首都圏(リクルートブライダル総研)平日ウエディングの認知・検討・実施状況民間調査2024

この記事の編集方針

このガイドは、結婚式の準備をまるごと手伝う無料アプリ「Harebiyori」が書いています。送客手数料や広告費で、記事のおすすめ・順位を動かすことはありません。だから費用も段取りも、どこかへ誘導することなく、ふたりの側に立って書けます。

数字は、厚生労働省の人口動態統計などの公的統計と、公開された民間調査の一次情報に基づく目安です(各ページ末尾に出典を明記しています)。地域・会場・時期によって幅があるので、最後はふたりのペースで読み替えてください。

編集方針と運営者について、くわしく →

contents

目次

  1. 重視する人・しない人は、ほぼ半々
  2. 実際の挙式日は、大安が多いけれど
  3. 六曜は、法律でも宗教上の決まりでもない
  4. 会場が「気にしなくていい」と言い切りにくい理由
  5. 日取りが決まるのは、挙式の平均8.3ヵ月前
  6. 多いのは11月と10月、そして5月
  7. 土曜が半分。それでも平日を選ぶ人はいる
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